最近ブレーカーが頻繁に落ちる、ということはありませんか?
取り付けから10年以上経過している場合、ブレーカーが劣化している可能性があります。
この場合、ブレーカー交換の電気工事が必要です。
ここではブレーカー交換の電気工事の適切な時期、費用相場などについて解説します。
「そろそろうちのブレーカーは古いかな?」という方はチェックしてみてくださいね。
ブレーカー交換の電気工事の適切なタイミング
コンセントの電圧を変更したとき
コンセントの電圧は基本的には100Vですが、足りない時には200Vの電圧に変更することが可能です。
しかし、電圧を200Vにした場合、ブレーカーがそのままだとショートしてしまい、火災の原因となります。
そのため、ブレーカー交換の電気工事が必要です。
ブレーカーが老朽化している
ブレーカーの耐用年数はおよそ10年程度です。
ブレーカーが古くなると電力数が足りているのにブレーカーが頻繁に落ちてしまう、漏電していてもブレーカーが落ちない、異音が起こったり、熱を発しているなど現象が起こる可能性があります。
老朽化しているブレーカーを使い続けていると危険な場合もありますので、交換をおすすめします。
契約アンペアの変更をするとき
契約アンペアを変更する際にもブレーカー交換の電気工事が必要です。
新しい家電を購入して消費電力量が増えた場合、既存のアンペア数では対応できない場合があります。
その場合は契約アンペアを変更し、ブレーカーの交換をします。
ブレーカー交換の電気工事の費用相場
ブレーカー交換の電気工事の費用相場は以下のようになります。
「ブレーカーの増設・交換費用相場」
分岐ブレーカー増設(分電盤内で増設)…約4,000円程度〜
分岐ブレーカー増設(新規BOX増設)…約8,000円程度~約10,000円程度
分岐ブレーカーの電圧切替…約2,000円程度~約3,000円程度
アンペアブレーカーの交換…約6,000円程度~約8,000円程度
業者によって工事費用に幅があるため、相見積もりを取って費用と工事内容が最も適切だと思う電気工事業者と契約するようにしましょう。
ブレーカー交換は専門業者に依頼しましょう
ブレーカー交換のタイミングや交換工事の費用相場について解説しました。
特に問題なく使えていてもブレーカーを10年以上使っている場合はなるべく早く交換するようにしましょう。
ブレーカー交換はDIYでは行えません。
電気配線に関わる工事は非常に危険なため、電気工事士の有資格者でないと工事ができません。
そのため、ブレーカーを交換する際には電気工事の専門業者に依頼するようにしましょう。