住宅ではどのような電気工事が必要なのかご存知でしょうか。新築かリフォームかによっても電気工事の内容は異なります。
また集合住宅において電気工事が必要になった場合にはどうすれば良いか知っておくことも大切です。
今回も前回に引き続き、住宅の電気工事についてご紹介致します。
専有部の電気工事
専有部における様々な電気工事について説明します。
●ホーム分電盤
こちらは部屋の玄関などに取り付けてある分電盤です。
故障することで漏電の可能性やアンペアが最大数を超えていないにも関わらず、すぐにブレーカーが落ちるなどの不調を起こしたりする場合があります。
その場合、壊れた分電盤を修理交換すれば解決します。
ですが、他の部屋の分電盤も同じように長く使用している場合にはすぐに他の部屋からも不具合の報告があるかもしれません。
そのためどこかの部屋の分電盤が不調になった場合は、同じように長く使用しているものや同じメーカーの分電盤も一緒に修理したほうが良いこともあります。
●コンセント
コンセントが破損した場合などにはすぐに修理することをおすすめします。
コンセントの破損によって火災を引き起こし、マンション全体が被害に遭うこともあるためです。
修理したいという場合は勝手に電気工事業者を呼ばず、一度管理者へ相談しましょう。場合によっては管理者が立ち会わなければならない場合もあります。
コンセントの破損は火災につながる危険性があるため、何か不具合を感じた場合は万が一のことが起こる場合に相談するようにしましょう。
マンションで電気工事をするときの注意点
共有部だけでなく専有部において電気工事が必要になった場合でも必ず管理人に連絡を入れるようにてください。
場合によっては複数の部屋を同時に修理することもあります。漏電やコンセントの不具合などを放っておいては火災につながることもあるためすぐに管理人へ相談するようにしましょう。
住宅での電気工事におけるポイント、注意点は以下のようになっています。
新築での電気工事は木造かRC造かによって作業工程が変わるため注意が必要
住宅において電気工事が必要になった場合は以上のことに気を付けるようにしてください。