生活をしていて、コンセントが足りない、という場面は多くの方が経験していると思います。
コンセントが足りない場合は電気工事でコンセントを増設できます。
コンセントの増設は、自分でDIYすることも可能なのでしょうか。
今回は、コンセントの増設は自分でDIY可能か、コンセント増設工事の注意点と費用相場について解説します。
コンセントの増設はDIYでできる?
コンセントの増設工事は電気工事士の資格が必要です。
電気は目に見えないため、非常に危険です。
電気工事の専門知識がない人が自分で増設すると、感電や火災などの事故が起きる可能性があります。
このようなことを防ぐために、電気工事士法では電気工事士の資格がない人の施工を禁じています。
コンセントの部品はホームセンターなどでも手に入りますが、DIYで行うことはできません。
電気工事業者に任せるようにしてください。
コンセント増設工事の注意点
コンセント増設工事の際は次の点に注意しておくと失敗を防げます。
コンセントは多めに増やしておく
コンセントを増設する際は、将来的に電気製品が増えることを想定して少し多めに増設しておくのがおすすめです。
コンセントの増設工事は2回行うよりも1回でまとめて行った方が、お得に工事ができる可能性があるためです。
コンセントの使用用途を確認する
消費電力が大きい電気製品は、専用回路のコンセントが必要です。
そのため、電気工事業者にコンセント増設を依頼するときは、コンセントの使用用途を伝えておく必要があります。
ブレーカーの空きを確認する
専用コンセントを設置する場合は、ブレーカーの空きを確認します。
ブレーカーに空きがない場合は、ブレーカーの増設または分電盤の交換を検討することになります。
また、コンセントの増設によって使用電気量が増える場合は、電力会社の契約アンペア数の変更も必要です。
相見積もりを取る
電気工事を依頼する際は、2~3社から相見積もりを取ると失敗を防げます。
相見積もりを取ると工事費用の相場を把握しやすく、業者を比較検討しやすくなります。
相見積もりの際は電気工事費用だけでなく、営業担当者の応対、
アフターサービスの充実度なども含めて総合的に判断するようにしましょう。
コンセント増設工事の費用相場
では、コンセントの増設工事の費用相場はどれくらいなのでしょうか。
電気工事会社や建物の状況などにより費用には幅があります。
・コンセント新設・交換工事…約3,500円
・コンセント増設工事…約5,000円~
・専用回線のコンセント増設工事…約10,000円~
以上が目安となります。
実際の電気工事費用は変動する可能性がありますので、
工事を検討する際には見積もりを取るようにしましょう。
コンセント増設工事は電気工事業者に依頼する
コンセント増設工事は電気工事士の資格がないと取り扱えません。
電気工事は危険を伴いますので、電気工事業者に任せるようにしましょう。
依頼の際は事前に見積もりを取ること、できれば2~3社から相見積もりを取ることをおすすめします。