電気工事というと照明やスイッチ、コンセントなどをイメージされるかと思います。
オフィスでは照明のほかにパソコンやプリンター、エアコンなど必要な電気製品が多様にあります。
これらの設備を快適に使用するためには電気工事が必要です。
オフィスでは多くの電気機器を使います。
分電盤作業などにより、ブレーカーが落ちることのないよう電気工事を行います。
また快適な空調の中で仕事ができるよう、専用配線を設置する工事を行います。
この記事では、オフィスの電気工事の基礎知識の1つとして、電気工事の流れをご紹介します。
電気工事の流れ
オフィスの電気工事の一般的な流れは以下のようになります。
大まかな流れだけでも基礎知識として知っていると、依頼がスムーズになります。
1依頼内容をまとめる
電気工事業者に依頼したい電気工事の内容を整理します。
使用する電気機器の数やエアコンの台数などをまとめておくと電気工事業者も提案がしやすくなります。
2電気工事業者の選定
サービス内容や得意とする電気工事の種類などを調べて電気工事業者を選定します。
電気工事に関する基礎知識がなくても、気になる電気工事業者にはメールや電話で問い合わせして、対応可能か確認すれば大丈夫です。
3打ち合わせ・見積もり
電気工事業者との事前打ち合わせ、現地調査、見積もりを行います。
見積内容を社内で検討します。
不明点などがある場合はこの段階で遠慮なく電気工事業者に質問すると安心です。
4発注
見積内容に納得がいったら契約・発注をします。
契約したら、工事日程の打ち合わせをします。
5電気工事の実施
電気工事業者が電気工事を実施します。
基礎知識から専門知識まで幅広い知識が必要な工事ですので、電気工事は電気工事士の有資格者が取り扱うことが法律で定められています。
6立ち合い・支払い
電気工事が完了したら立ち合いをし、業者と共に動作確認などを行います。
特に問題がなければ工事完了となりますので、契約内容に従って電気工事料金を支払います。
7保守・メンテナンス
工事箇所に関しては定期的な点検とメンテナンスが必要です。
また、もし、何か問題が発生した場合は電気工事業者に連絡し、対応してもらいます。
不明点は電気工事業者に遠慮なく問い合わせを
電気工事の流れの基礎知識をご紹介しました。
電気工事の基礎知識があると電気工事の依頼はスムーズですが、わからないことは遠慮なく電気工事業者に問い合わせてみてください。
問い合わせ内容にも、丁寧に回答してくれる電気工事業者に依頼すると、工事後に何か不具合が起きた場合でも安心です。