櫟岡電気工事株式会社

新築でコンセントを配置する際の注意点について

 

新しく家を建てることになったとき、誰もが自分の住みやすい理想の家を建てたいと思うのではないでしょうか。住宅展示場やショウルームを見に行き、間取りや外観やインテリアを参考にして…と夢もふくらみますよね。そのなかで、意外に気づかない重要なポイントとして、コンセントの配置があります。

実際に新築での生活を始めてみて、ここにも欲しかった、このコンセントは使えない、などといった失敗はよくあるようです。また、せっかく造ったこだわりの部屋でも、延長コードが見えていたら見栄えもよくありません。

そこで今回は、新築のコンセント工事の注意点についてご紹介致します。新築を考え中の人は、自分が暮らすときのことを想像して、後々不便のないようにコンセントの配置を考えるようにしましょう。

 

新築でのコンセント配置に注意

新しく家を建てた後、コンセントの場所に困ってしまう場合がよくあるようです。欲しい場所にコンセントがなくて困った、数が足りない、使いづらい位置にあるなど、暮らしていく中で気づくことも多いでしょう。

最近は便利な家電が増えていますし、今後新しく家電を購入していき、コンセントが足りなくなることは十分考えられます。新築のコンセントの数は少し多いくらいに考えて設置することをおすすめします。

また、コンセントを設置する場所も重要となります。通常、コンセントはあまり目立たない場所に設置したくなるものでしょう。しかし部屋のすみに設置すれば、家具の配置によっては隠れてしまって使用できなかったり、コードが届かなくなってしまう可能性があります。

さらに掃除機などの移動が必要な家電の場合、コンセントが届かなくて掃除ができないなどいうことも考えられます。新築のコンセントは、どんなものをどうやって使うのかよく考えて設置するようにしましょう。

 

配置するものでコンセントの高さを変える

コンセントは、何となく部屋のすみの下のほうにあるイメージがありませんか?通常、コンセントの高さは床から25cmほどのものが多くなっています。しかし、適切なコンセントの高さは、使用する家電によって違います。

例えばミシンを使ったりアイロンをかけたりといった作業をするときに必要な高さは、約70㎝~90㎝が適当のようです。洗濯機に必要なコンセントは、水がかからないように高めの約100㎝~110㎝がよいでしょう。冷蔵庫はできれば壁につけて配置したい家電ですので、冷蔵庫の高さより高い約180㎝~200㎝に設置しましょう。エアコン用のコンセントは、室内機のあたりがすっきりするように、約180㎝~200㎝の高さに設置しておけば見栄えもよいです。

ほかにも、最近では室内でペットを飼うお宅も増えています。ペットがコードをかじってしまう事故も起きているようですので、可愛いペットのためにも新築時からコンセントを高めに設置しておくのも1つの手です。