櫟岡電気工事株式会社

お部屋の照明器具の取り付けは簡単?

証明

「部屋がちょっと暗いかも……」「おしゃれな照明器具を使いたい!」と思ったことはありませんか?

ふとしたきっかけで照明器具を変えたいと考える方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときに覚えていると心強いのが、照明器具の取り付け方です。

「照明って電気を使っているから取り付けるのが難しそう」と思っている方も多いかもしれませんが、それは誤解です。照明器具の取り付けそのものは、誰でもできてしまう簡単な作業です。

今回は、照明器具の取り付け方についてご紹介いたします。電気工事士の資格が必要になるケースなどもありますので、無資格で取り付けをして良いのか迷っている場合にも参考にしてくださると幸いです。

 

照明器具には引掛シーリングが必須!

はじめに、照明器具の取り付けに必須となる「引掛シーリング」という配線器具についてご紹介いたします。

天井に引掛シーリングがないと照明器具を取り付けることができないため、引掛シーリングを取り付けるための電気工事が別途必要となってしまいます。

 

引掛シーリングとは?

引掛シーリングとは、照明器具に電力を供給するコンセントのようなものを指します。天井側の引掛シーリングを「シーリングボディ」、照明器具側の引掛シーリングを「シーリングキャップ」と呼びます。これら2つが組み合わさることで照明器具に明かりが灯るのです。

また、引掛シーリングには照明器具の重量を支えるという役割もあります。

一般的な引掛シーリングだと5kgほどの重量が限度だとされていますが、「ローゼット」と呼ばれるタイプのものは、5~10kgほどの照明器具を支えることが可能となっています。

引掛シーリングにはいくつか種類が存在します。

シーリングキャップはどんなシーリングボディにも接続可能ですが、あらかじめご家庭のシーリングボディはどれなのかを確認しておくようにしましょう。

 

・角型引掛シーリング

直方体のこちらの引掛シーリングは、おもに木造住宅で採用されているタイプとなります。

竿縁とほぼ同じ幅であるため、和室の竿縁天井によく採用されています。また、ペンダントライトのシーリングキャップに採用されることも少なくありません。

 

・丸型引掛シーリング

厚みのある丸形をしている引掛シーリングで、和室の目透かし天井や洋室の天井に採用されていることが多いです。

角型より面積が広いので照明器具の取り付けがしやすく、しっかりと固定ができるという利点があります。