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電気工事の高所作業とは、脚立やはしご、足場、高所作業車などを使い、照明器具や配線、配電盤などを高い位置で施工・点検する作業を指します。落下や感電のリスクが高く、現場ごとの危険を見極めた計画と、安全対策の徹底がとても重要になります。
高所での電気工事は、オフィスや商業施設の照明工事、工場内の配線工事、看板照明や街路灯のメンテナンスなど、さまざまな現場で発生します。天井高がある場所ほど足場の設置や高所作業車の手配が必要になり、事前準備の質が安全性と作業効率を大きく左右します。
電気工事の高所作業では「墜落・転落」「感電」「工具の落下」が代表的なリスクです。具体的には次のような点に注意が必要です。
・不安定な脚立や足場の上で無理な姿勢で作業してしまう
・電源が切れていない配線や機器にうっかり触れてしまう
・工具や材料を落として下にいる人や設備を傷つけてしまう
こうしたリスクを減らすために、リスクを洗い出し、事前に対策を講じておくことが欠かせません。
ここからは、現場で実際に役立つ安全対策の考え方をご紹介します。高所作業は「慣れたから大丈夫」と思った瞬間が一番危険です。基本に立ち返り、一つひとつのポイントを確実に実践していくことが、事故ゼロの現場づくりにつながります。
高所作業では、フルハーネス型安全帯やヘルメット、安全靴の着用が必須です。特にフルハーネスは正しいサイズ調整と、親綱・ランヤードの確実な接続が重要です。毎回の使用前点検で、ほつれや金具の変形がないかを確認し、異常があればすぐに交換するルールを徹底しましょう。
脚立やはしごは「角度」「設置場所」「昇降の仕方」を守ることで安全性が大きく変わります。足場作業では、手すりや床材の隙間、荷重制限を必ず確認しましょう。高所作業車を使う場合は、有資格者が操作し、地面の状態や周囲の障害物、電線との距離を確認したうえで作業を進めることが大切です。
安全な電気工事の高所作業には、事前の現場確認と作業手順書の共有が欠かせません。危険箇所や退避ルートを事前に確認し、当日の流れや担当者を明確にしておくことで、現場での迷いや思い込みを減らせます。朝礼やミーティングで、作業手順と危険ポイントを全員で再確認するひと手間が、安全性を大きく高めてくれます。
ビルや工場、施設で高所の電気工事を依頼する際は、安全管理への取り組みや、高所作業の実績をチェックすることが大切です。高所作業車や足場業者との連携体制、工事中の立ち入り制限の方法、万が一のトラブル時の対応など、具体的な運用ルールを確認しておくと安心です。
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