電気を使用する私たちの生活には、電気を届ける電線が必要です。
また電線だけでなくテレビを映すためのケーブルやインターネットを利用するためのケーブルなど、
家のなかにはさまざまなケーブルが張り巡らされています。
ケーブル類が必要であると同時にそれらを敷設する配線工事もまた必要不可欠となります。
配線工事の作業風景というものはあまり見る機会がなく、
一体なにをしているのだろうとお思いの方も多いのではないでしょうか。
また、電気に少し詳しく器用な人のなかには、
自分で配線工事をしてみようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしプロでなければケガや事故につながることもあるのです。
今回も前回に引き続き、電気配線の工事、その全容についてご紹介致します。
8.配線工事は大切。電気を使った快適な生活を送るために
電気配線の工事は、電気を使う私たちの生活には欠かせないものです。
今回ご紹介したもの以外にも様々なケーブルが壁を走り、たくさんの機器が配線されています。
なかにはDIYで配線できるものも多くあり、
自分で配線工事をしてしまう人もいますが素人が作業することはあまりおすめできません。
■大切に使うために
雑な配線工事の例としてLANケーブルや電源コードなどを、
壁や床にくぎやステーブルで固定していることがあります。
これらの被覆は弱くこのような設置をすると劣化の原因になり、
電源コードであれば漏電から感電や火災につながる恐れがあります。
また電線の追加工事などで無理な分岐をおこなうと、
接続部分が熱をもち場合によっては発火することがあります。
ケーブル自体を大切に扱うことも大切ですがなにより災害につながることもあるため、
半端な知識や技術で工事しないようにしましょう。
■電気工事の事故
電気工事ではプロでも事故を起こすことがよくあるため、
経験がない人の作業では特に注意が必要になります。
作業時にスイッチを切り忘れたことによる感電事故や、
天井裏での作業中に転落して負傷などDIYでの事故は少なくありません。
自信があっても事故は起きるものですから、業者に依頼するようにしましょう。
まとめ
配線工事は電気やインターネットなどを使うために、必要不可欠な工事です。
屋内配線工事の作業内容は、簡単にいってしまえば、
家全体に電線などケーブル類を張り巡らせることになります。
しかし実行するためには配線図の作成から各工事を経て、電力会社に申請するまで大変な労力になります。
電気工事士の資格を取得すればDIYもむずかしくはありませんが、
やはり業者に依頼した方が確実でしょう。
電気という危険なものの取り扱いや、天井裏などの狭い場所での作業には事故がつきものです。
経験が浅いと思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
とはいったものの知識があるに越したことはないため、電気配線に関して調べることは大切です。
今回ご紹介したことを踏まえて業者に依頼すれば、スムーズに満足できる工事を実現できるはずです。