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突然お部屋が真っ暗になったら…どう対処すべきかご存じでしょうか。室内の電気がつかなくなった場合、大抵はブレーカーが作動して電気を遮断します。もと通りにしたいのであればブレーカーを手動で戻しておく必要がありますが、原因をしっかり把握しておかないとまたすぐに落ちてしまう可能性があります。
今回も前回に引き続き、ブレーカーが落ちてしまったときに素早く復旧させる方法などについてご紹介いたします。
「何度もブレーカーを復旧してもすぐに落ちる…」このような場合、原因は「電気の使い過ぎ」と「機器や配線の劣化」の二通りあると考えらえます。それぞれの詳しい原因を知り、二度と落ちないような対策を行っていきましょう。
▶︎電気の使い過ぎ
ブレーカーが頻繁に落ちる原因は、電力の使い過ぎによる場合がもっとも多いです。
アンペアブレーカーは電力会社との契約量をオーバーすると落ちてしまいます。また、安全ブレーカーは各部屋や設備で電気を使用したとき、電気の使い過ぎによってこれ以上は危険だと判断されると落ちるようになっています。
いずれの場合も、電力の使いすぎによって落ちるのです。そのため、対策としては契約料を増やすか、使用する電気を減らす方法をとる必要があります。
契約料を増やす場合はその分月々の契約費が増えることも留意しておきましょう。また、消費電力を減らしたい場合は、各家電製品のアンペア数を見て、どれぐらい使用しているのか計算してみるとわかりやすいです。
【アンペアブレーカーが落ちなくなる対策】
・電力会社との契約量を増やす ※61A以上に増やしたい場合は工事が必要
・使用しない部屋の電気は切っておくなど建物内での節電を行う
【安全ブレーカーが落ちなくなる対策】
・ひとつの部屋・コンセントから電力量の多い家電を使用しない
・使用しない家電製品のコンセントを抜き、電源をOFFにしておく
▶︎機器・配線の老朽化や破損
ブレーカーの中でも漏電ブレーカーが落ちたのであれば、機器・配線の老朽化や破損が考えらえます。建物の築年数が古いと、それにともない設備も古くなります。
建物内には導線が張りめぐらされていますが、外気や日光に触れていないとはいえ年数が経つごとに劣化していきます。絶縁体でできているケーブル部分が破れたりしてしまうと、電力が外に漏れ出てしまう可能性があるのです。
実は害獣や害虫の被害に遭ったことがある場合、二次被害として漏電が起きてしまう可能性があります。一見無関係そうに思えるかもしれませんが、建物内の内壁と外壁の間の電気回路をかじられる…ということは決して少なくありません。
ブレーカー自体の故障の可能性は?
また、ブレーカー自体そう交換頻度は高くありません。そのため、ブレーカー自体の故障による誤作動という可能性もあります。原因がわからないのに頻繁に落ちるようであれば、ブレーカーが故障してしまっている可能性もあります。
【漏電ブレーカーが落ちなくなる対策】
・建物が古く、配線・ブレーカーが劣化している
・害獣・害獣被害にあった後ならばかじられている可能性がある
本体に不調が見られるようならば、いずれの場合も業者に修理・交換をしてもらうようにしましょう。
広島市の電気工事の事なら櫟岡電気工事 株式会社にお任せ下さい。
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