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第二種電気工事士の技能試験で出題される圧着リングスリーブの扱い方

第二種電気工事士の技能試験で出題される圧着リングスリーブの扱い方

第二種電気工事士の技能試験は実際に電気工事の現場で使用する器具や電線を使用して出題された課題を作ります。

 

その中でも特に基本的な試験が、電線の接続作業です。
そこで、試験で特に注意が必要な電線を接続する際のポイントをご紹介します。

 

技能試験でも出題される「圧着リングスリーブ接続」

第二種電気工事士の実技試験では持参した工具により、配線図で与えられた問題を会場で支給される材料で一定時間内に完成させます。

試験ではさまざまな作業がありますが、電線の接続は基本となります。

 

中でも電線同士を接続する「圧着リングスリーブ接続」では接続に使用するスリープの大きさ、圧着ペンチでスリーブをつぶす際のダイスの大きさを間違えると「欠陥」となり、試験に不合格となります。

 

したがって、複数の電線を圧着接続する時には電線の太さと本数に適切なスリーブを選択し、適切な大きさのダイスでスリーブをつぶす必要があります。

 

リングスリーブの選び方

スリーブの大きさと圧着する電線の本数

電線の本数・太さの組み合わせはいくつかパターンがありますので、以下を参考にしてみてください。

 

・「スリープの大きさ」小、「1.6mm」2~4本、「2.0mm」2本

・「スリープの大きさ」中、「1.6mm」5~6本、「2.0mm」3~4本

・「スリープの大きさ」大、「1.6mm」7本~、「2.0mm」5本~

 

電気工事ではスリーブの大きさ・電線の本数が適しているか確かめて圧着する必要があります。

サイズが小さいのに無理やり電線を押し込んだり、サイズが大きいのに少ない電線で圧着してはいけません。

本数に間違いがないように気を付けましょう。

 

圧着に使うダイス

ダイスの大きさも重要です。

しかし、特に難しいことはなく、スリーブと同じ大きさのダイスで圧着すれば問題ありません。

 

ただ、電線の本数によって小さめのダイスを使うことになります。

例えば1.6mmを2本使用する時はスリーブは小ですが、ダイスは極小を使用します。

これは実技試験・筆記試験共に出題されやすいのでよく覚えておきましょう。

 

電気工事の圧着手順

電気工事の圧着手順は

 

1.電線の絶縁被覆を取り除く

2.芯線をスリーブに挿入する

3.圧着ペンチで圧着

4.電線の先端をペンチで切断

となります。

 

スリーブ圧着時にはマーク(刻印)がされ、ダイスのサイズにより刻印は異なります。
圧着マークが間違っていると欠陥となり、減点されます。

 

また、出来上がったら軽く引っ張って電線がしっかり圧着されているか確認しましょう。
第二種電気工事士の試験では圧着部分が緩んでいると減点となりますので注意が必要です。

 

ポイントを押さえて技能試験に挑みましょう

第二種電気工事士の実技試験には電気工事の基本的な技術が出題されます。

試験のためだけでなく、正しい知識で安全な作業するために、正しい工程を覚える必要があります。

 

事前に工具と材料を揃え、自分で何回か練習して対策し、電気工事士の試験に挑むようにしましょう。

 

 

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