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分電盤と配電盤の主な役割と機能の違い及び制御盤との違い

分電盤と配電盤の主な役割と機能の違い及び制御盤との違い

 

電力会社から送られてきた電気を制御する装置に「分電盤」と「配電盤」があります。

この2つの装置によって、家庭内や事業所で安全且つ必要量の電気を使うことができます。

ただ、分電盤と配電盤を混同し、その違いを理解できていない人が少なくありません。

また、似た言葉に制御盤があります。

 

 

分電盤とは

分電盤とは、住宅の各部屋に電気を分配する装置のことです。

各部屋に電気を送ることで、電気器具や照明などを使えるようになります。

また、漏電や電気容量のチェックなど、安全を確保する役割も担っています。

電気の流れに異常が生じると、ブレーカーを落としたり、回路を遮断したりします。

分電盤の内部にはアンペアブレーカーや漏電ブレーカー、安全ブレーカーなどが設置されており、

これらが電気の利用における安全を守ります。

 

 

配電盤とは

配電盤とは、電力会社から送られてきた電気を受け取る装置のことです。

配電盤は一般的に、商業施設や工場といった大量の電気を必要とする建物に設置されることが多く、

配電盤で受け取った電気が分電盤を介して各フロアに送られます。

配電盤が住宅ではなく、各エリアや大型の設備に利用されるのは、電圧が影響しています。

分電盤では大きな電圧は受け取れないため、

配電盤で電圧が変化された後、分電盤に電気が送られます。

 

 

配電盤の構造

配電盤には大きくわけて以下の2つの構造があります。

 

1)閉鎖型(キュービクル)

閉鎖型では、金属製の箱に変圧や送電するための機器が収納されています。

小学校やビルなど、高圧受電契約をしている施設によく設置されています。

 

2)開放型

開放型では、鉄製のフレームに必要な機器が取り付けられます。

過去、開放型が多く使用されていましたが、

保守性や安全性に問題があるため、近年では閉鎖型が主流になっています。

 

なお、配電盤にも分電盤同様、電気容量のチェック装置や

電気回路の故障に対応する遮断器などが設けられています。

 

 

制御盤とは

制御盤とは、機械や装置を制御するための機器の収納されている箱のことです。

「盤」という文字が付いているため、分電盤や配電盤と勘違いされますが、機能が全く異なります。

制御盤は分電盤や配電盤のような電気の出し入れをすることが無く、

ポンプやモーターなどの機械に制御信号を送る役割をしています。

 

 

まとめ

分電盤も配電盤も電気を受け取って分配する装置ですが、

主に住宅を中継地とするのが分電盤で、エリアや大型設備を中継地とするのが配電盤です。

従って、一般の人が配電盤を見る機会は滅多にありません。

ちなみに、分電盤には屋内や屋外に設置されるものがありますが、

設置される場所によって使用される材質などが異なります。

 

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