ー便利に電気を使用するための照明スイッチの正しい選び方とは？ー

オフィスや住宅で毎日使用している照明スイッチは、用途によりさまざまな種類があります。

 

設置場所に合った照明スイッチを使うことで、電気をより快適に使用できます。

今回は、電気工事でスイッチ交換をするときに知っておきたい照明スイッチの選び方をご紹介します。

 

 

照明スイッチの選び方

 

照明スイッチは、まず、必要な機能のスイッチを選び、その後、スイッチのデザインを選びます。

ただし、スイッチは種類が多いため、どのようなタイプかホームセンターで商品の表示を見ても分からない場合があります。

電気工事の際は、電気工事士に希望や現状の悩みを伝え、相談して決めると失敗を防げます。

 

 

STEP1 欲しい機能と操作性からスイッチ本体を選ぶ

 

スイッチにはいくつかの機能がありますが、代表的なものが動作の方法です。

 

照明スイッチの動作タイプ次の3つがあります。

 

手動…一般的な照明スイッチです。

タイマー…スイッチを切ってから一定時間は電源が作動しているタイプで、換気扇などで採用されています。

センサー…人が通ると照明が点くタイプで夜間に暗くなる廊下や、防犯目的で外構のライトに使用されます。

 

 

このほかのスイッチの機能としては、照明の明るさを調整できる調光スイッチや、リモコン付きスイッチなどがあります。

 

 

STEP2 スイッチのデザインを選ぶ

 

スイッチには形が異なるものや、さまざまな形のプレートがあります。

電気工事の新しいスイッチに交換する場合は、お部屋の内装、インテリアに合わせてデザインを変えるのも良いでしょう。

 

・形の違い

スイッチの形はワイドスイッチのようなスタイリッシュなタイプや小さいレバーを操作して照明のオンオフを切り替えるタイプがあります。

 

・スイッチプレートの材質の違い

一般的なスイッチプレートの材質は、プラスチック製です。

基本の白っぽい無地のものから、黒系や柄付きなど最近ではデザインパターンも増えています。

 

その他、ステンレス製や鉄製、木製などがありますので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

 

より便利なスイッチを取り付けたい場合は電気工事士に相談を

 

スイッチ交換はカバーになっているプレートの交換以外は無資格では行えませんので、電気工事士に依頼することになります。

スイッチのほか、コンセントの交換も裏側の電線を取り扱う工事ですので、電気工事士の資格が必要です。

 

電気工事士に依頼する際は、スイッチの用途や、どのようなときに使っているか、現状のお悩みなどを伝えておくと、より便利なスイッチを提案してもらえる可能性が高くなります。

 

電気工事士と相談してスイッチを選ぶと、電気をこれまでより快適に使えるようになる場合もありますので、問い合わせの際にはスイッチの用途や交換の理由などを伝えてみてください。