電気工事の際に使用する圧着工具の選び方を知っておこう

電気工事の際に使用する圧着工具の選び方を知っておこう

 

欠かせないアイテム

電気工事というと、電気関係の配線をイジり通電させる工事をしたり、

コンセントを増やしたり、色んな工事が行われます。

そのために扱う工具には、圧着ペンチなど圧着工具がたくさん販売されています。

電気工事士の有資格者の場合には、会社から貸与されるのですが、自ら購入するケースもあります。

配線をカットしたり、ボルトを切断したり、被覆となるカバーを剥ぎ取るなど、

一本あれば様々な作業ができる圧着工具が販売されています。

電気工事のみならず、工作や電装品のメンテナンス、修理をするときにも欠かせないのが工具です。

ですが、様々なメーカーから発売されているため、

どれを選んだらいいか悩む人も少なくないでしょう。

 

 

種類ごとの用途を確認

電気工事と一口にいっても工事内容は様々です。同じように、圧着工具も用途が異なります。

例えば、電工用というのは家電製品の配線を加工できるタイプになります。

これは、電気工事でイメージされやすい建物の屋内配線に使用するにも危険性が高く、

有資格者が行うのが一般的です。

ペンチの先端には、ワイヤーカッターがついているので、切断がしやすくなっています。

一方、自動車の電装関係に使われているのは電工用と異なり、

先端がオープンバレル端子用のダイスがついています。

このように種類によって用途は違うので、

分からない場合には専門の方に聞いてみるのが良いでしょう。

 

 

機能を確認

圧着工具のなかでも、電気工事で使用する割合が多いのはペンチです。

ワイヤーカッターやボルトカッターなどがついた機能タイプが発売されています。

圧着工具なので、

女性の力でも確実に固定（かしめる）することができるような機能性で選びましょう。

また、握力の問題もあるでしょうから、

開閉の補助となるのはハンドル部分にスプリングがついているものになります。

 

 

端子サイズをチェック

例えば、同じアンプであっても、

家電とカーアクセサリーではファストン端子とギボシ端子という違いもあります。

そのため、それぞれにあった圧着工具を選ばなければなりません。

ちなみに、機器のカタログに対応端子の種類やサイズが明記されているので、

そちらを参考にするのも手の内です。

 

 

電気工事を行うにしても、工具には特徴があります。

クセもあり、試しに使ってみないとしっくりこないでしょう。

例えば、裸圧着端子・スリーブ用圧着工具を選ぶとして、

端子の仮止めができる分、初めての方におすすめです。

初めての場合には、安定して作業を行なうことができるかどうか、ここもポイントになります。