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コンセントの増設について

コンセントの増設について

自宅で新しく電化製品を設置しようとして、ちょうど良い場所にコンセントが無い場合や差し込み口が足りない場合には、コンセントの増設がおすすめです。

コンセント増設工事の注意点や工事方法などについてご紹介いたします。

 

◯コンセントの差し込み口を増やす方法

コンセントの差し込み口が不足している場合には、コンセントを差し込み口の多いものに変更することで対処が可能になります。

この工事では、基本的に電気配線を変更する必要もなく、新しいコンセント器具の内部配線をつなぎ替えるだけで対応できますので、作業自体も1時間以内で終わり、施工価格も約5,000円程度が相場となっています。

ただ、増やしたコンセントで使用する器具によっては、配線の電気容量を超えてしまい、分電盤のブレーカーが落ちてしまうことがありますので、交換を行う際には電力量が問題無いかどうか確認しておくようにしましょう。

 

◯既存の電気配線から分岐してコンセントを増設

今までコンセントが無かった場所に新たにコンセントを増設する場合には、屋内の電気配線から分岐させて施工することができます。

これは、屋内用の電気配線で電圧が100Vのものならどこからでも引くことができ、電灯や換気扇などのスイッチ部分から配線を分岐させることも可能です。

ただ、エアコンのように屋内配線でも200Vが通っている場合もありますし、配線によっては電子レンジなどの電力消費量が多いものが繋がれている場合もありますので、注意が必要となります。

業者に依頼すれば、基本的に電圧の違う配線から間違えて繋いでしまうようなことはありませんが、電力消費量については実際に使用している住人の判断が重要となります。

あらかじめ分電盤を調査し、どの配線が何処のコンセントに繋がっているか確認するか、施工の際にチェックしてできるだけ電力に余裕のある配線から分岐させると良いです。

施工価格は、約12,000円が相場で、施工時間は約1時間が目安となっています。

 

◯分電盤から専用の配線を引いてコンセントを設置

コンセントの差し込み口を増やしたり、分岐させて新たにコンセントを設置したりする場合には、電力消費量の問題が出てくることがあります。

電力消費量が多すぎると、配線に流れる電流が大きくなり、分電盤のブレーカーが落ちてしまうのですが、これを防いで快適に電気機器を使用する方法として専用線の敷設がおすすめです。

この工事では、分電盤にブレーカー等を新たに設置し、そこから増設するコンセントまで配線を行います。

分電盤からまっすぐ配線を行うため、他の電気機器の電力使用量を気にする必要がなくなり、消費電力の大きな器具でも安心して使用することができるようになります。

施工価格は約16,000円が相場で、施工時間は約1時間となります。

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換する場合やエアコンを新しく設置する場合も専用線が必要となりますので、こちらの工事方法となります。

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