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分電盤は各部屋に電気を分岐して送るための装置です。ほかの住宅設備と同様、分電盤も寿命が来たら電気工事士に交換工事を依頼する必要があります。
今回は、分電盤の交換時期の目安や分電盤の交換は電気工事士に依頼する理由についてご紹介します。
電力会社から供給される電気は、屋外の電力量計を経由して住宅内の分電盤に入ります。
そして、電気は分電盤から複数の回路に分けられ、コンセントや照明器具、エアコンなどに送られます。
分電盤の中にはサービスブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーなどがあり、電気容量のチェックや屋内配線の安全性を確保する役割を果たしています。
分電盤は一般的に玄関や勝手口、洗面所付近に設置されます。
分電盤の交換はDIYではできません。
電気工事士の資格がなければ取り扱えないため、交換作業は電気工事士に依頼することになります。
電気工事は「電気工事法」により無資格者の作業が規制されており、もし違反すると罰則の対象となりますので、資格がない方は取り扱ってはいけません。
もし、電気工事士の資格がない方が交換作業を行ってしまうと大事故を引き起こす可能性がありますので、分電盤の調子がおかしいと感じた場合は電気工事士に点検を依頼しましょう。
分電盤の耐用年数は約13~15年です。
新築から13年以上経っている場合は一度点検することをおすすめします。
また次のような症状に当てはまる場合は早めに交換工事を依頼しましょう。
①電気を使い過ぎていないのに頻繁にブレーカーが落ちる
②分電盤の表面が熱い
③分電盤が焦げたり変色している
④分電盤から異音がする
⑤分電盤に変形やひび割れがある
⑥照明が急に明るくなったり暗くなったりする
⑦まだ新しい家電なのに調子が悪い
⑧電気器具に触れるとピリピリする
⑨分電盤に蓋がない、蓋が割れている
古い分電盤には漏電ブレーカーが付いていない場合があります。
漏電ブレーカーは漏電を検知するための重要なものですので、自宅の分電盤に漏電ブレーカーが付いていない場合は早めに交換をするようにしましょう。
分電盤は耐用年数が約13年程度ですので、13年経過したら一度点検をし、必要に応じてメンテナンスや交換を行いましょう。
その際、自分では判断して修理は行わず、電気工事士が在籍する電気工事業者に問い合わせて相談するようにしましょう。
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